交通事故治療の鍼灸 | 福山市松永町・滝口鍼灸整骨院

椎間板ヘルニア


椎間板ヘルニアの原因

椎間板ヘルニアとはなにか、なぜ椎間板ヘルニアが起きるかについて簡単に説明します。人間の脊椎(せぼね)の上下椎体の間にある軟骨は、クッションの役割をしているもので椎間板と言います。前側の前縦靭帯は厚くて腹部内臓器を保護しています。
ところが、椎間板の中心より後方にあり、しかも後縦靭帯よりも薄く、その上線維輪も前方より後方が弱くなっています。そのため、髄核は後方に脱出したり突出しやすくて、椎間板ヘルニアになるわけです。椎間板ヘルニアになると椎間板が神経根を圧迫するようになると下肢症状等を引き起こしてきます。椎間板ヘルニアの原因ははっきりとはわかっていませんが、危険因子としては重いものを持ち上げる、押す、引っ張る、体をひねる、長時間の座り仕事や車の運転喫煙などがあげられます。


椎間板ヘルニアの症状

椎間板ヘルニアはの症状は様々なものがありますが、椎間板ヘルニアの典型的な症状は腰痛とお尻の痛み、坐骨神経痛に代表される下肢症状(足の痛み、しびれ、感覚障害、筋力低下)を合併します。
個人差と症状の強さによりますが、例として椎間板ヘルニアは以下のように自覚症状がでることあります。

  • 30分以上歩くと腰痛と下肢放散痛(下半身にビリビリとした痛みがあります
  • 電車などで立っているとすぐ辛くなります
  • 夕方になると、腰や下肢が辛くて横になりたくなります
  • 椅子にこしかけて15分くらいで体を動かさないと辛いです
  • 夜間に腰痛のため目がさめます
  • 下腿の外側や足背、足指に知覚障害があります

椎間板ヘルニアの診断と自然経過

腰椎椎間板ヘルニアの診断には症状の経過、神経学的所見、画像診断が重要です。近年mriなどの普及で、必ずしもすべての椎間板ヘルニアが症状をだすわけではなく無症状の患者さんも多いことがわかってきました。ですから、たとえmriで椎間板ヘルニアがみられても悩んでいる症状が椎間板ヘルニアによるものなのか、他の良性の椎間板ヘルニアなのかを症状の経過と神経学的所見から区別しなければなりません。特に膀胱障害や排便障害など症状がみられるとき病院で精密検査が必要だと思います。椎間板ヘルニアの自然経過は大部分は良好です。3ヶ月で60%が自然に改善したとしたとの報告があります。このことから腰椎椎間板ヘルニアの大部分は手術しなくても改善が期待できます。多くの椎間板ヘルニアが一般に良性で自然治癒しますが再発も50%にみられます。 これらのことから、3ヶ月過ぎても改善がみられない、椎間板ヘルニアの症状が再発を繰り返す、または増悪する場合は注意が必要ですので、お気軽にご相談ください。


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滝口鍼灸整骨院

          
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