慢性疲労症候群と鍼灸治療
疲労感が長く続く場合、慢性疲労のために1ヶ月に数日間、会社や学校を休むことになったり、日常生活もままならなくなって、寝込んだりしてしまう。そのような状態が続くか、繰り返し、加えて微熱や頭痛、筋肉痛があり、何かをやろうとしても思考力や集中力が出ない等、抑うつの精神症状も出て参ります。しかし慢性疲労症候群は一般的な検査では病気は見つかりにくく、下記に当てはまるときには、慢性疲労症候群と診断されます。
慢性疲労症候群の診断基準
- 筋肉の痛みまたは不快感がある。
- のどの痛みがある。
- 首あるいは脇の下のリンパ節がはれている。
- 原因不明の脱力感がある。
- 微熱ないし悪寒がする。
- 軽く動いただけで全身けん怠感が24時間続く。
- 頭痛がする。
- 関節の痛みがある。
- 物忘れ、思考力低下などの精神神経症状がある。
- 不眠または過眠の傾向がある。
以上の症状が半年続いていると慢性疲労症候群の可能性があります。これは特徴的な症状を発する病気の総称で、現在のところこの病気の明確な原因は判っていません。西洋医学では慢性疲労症候群に対して根本的な治療法まだありませが、対症療法を中心に行われています。
当院は慢性疲労症候群の鍼灸治療を行っております。鍼灸治療で8割以上の慢性疲労症候群の方々が症状が改善できて、疲労感がなくなりました。東洋医学的な診察法で慢性疲労症候群の病因や様々な症状を見分け、治療していきます。
長い鍼灸治療の臨床経験に基づいていますので、慢性疲労症候群に対して効果をあげています。 慢性疲労症候群のような一般的な検査では病気が見つからない病気は東洋医学にとって最も得意な分野だと言えます。針灸(鍼灸)治療では症状を見るだけではなくて全身のバランスや変化を診てその原因を見つけ出します。
針灸治療の適応症としては、疲労による肩こり、筋肉痛、だるさ、下痢、食欲不振、抑うつ等の症状があり、 全身の針灸を中心として行いますが、肩こりや腰痛など特別につらい部位は局所的にも治療します。また全身の鍼灸治療を行うことで体質が強くなっていきます。
針灸治療を行うと身体が軽くなり、気分も落ち着き心も晴れ晴れしてきます。その結果食欲が増え、眠れるようになり、疲労が取り除かれやすくなります。つまり「元気」になってくるのです。すると、少しずつ慢性疲労症候群が改善されていきます。病院の薬ではなかなか改善されない方やあちこちの病院で検査しても異常がないと言われた方々にぜひ東洋医学の鍼灸治療をお薦めしたいと思います。
滝口鍼灸整骨院 | 福山市松永町
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滝口鍼灸整骨院
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